【失敗談】Instagram運用に挫折した話

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「Instagram運用は稼げるというけど、本当かな?」「やってみたいけどだまされたら嫌だな」こう考えて、結局行動を起こせなかった経験はありませんか?

迷ってスタートが遅れると、ライバルもその分増え、成果が出しにくくなってしまうかもしれません。

この記事では、2年間Instagram運用をしたのち挫折するまでの、筆者のリアルな経験談や収益化事情について紹介しています。Instagram運用で大きく結果を出した記事は世の中にあふれていますが、リアルな失敗談まで読める記事はあまりないはずです。この記事を最後まで読めば、今まで誰も語ってこなかったInstagram運用の現実を知ることができ、「本当に稼げるの?」という迷いはなくなります。ぜひ最後まで読み進めてください!

アカウント紹介

このアカウントを2年間運用していました。ターゲットは双子パパママです。双子パパママに役立つ、共感できる内容を発信していました。

実は当時から「Instagram運用を始めるのはもう遅い」なんて声がありました。

もちろん双子アカウント界隈にも、すでにフォロワーを抱えたアカウントが存在していたので、筆者はいわゆる「後発組」でした。しかし筆者は非常に負けず嫌い。どうにか伸ばせないかと試行錯誤しまくった結果、半年でフォロワー5,000人を獲得しました。運用スタートは遅かったものの、気付いたら双子アカウントといえば筆者だよね、と言っていただけるまでになりました。

ちなみにフォロワー5,000人というのは、数字だけ見たら全くすごくありません。しかし、双子育児の情報を欲している人って、そもそもとても少ないですよね。だから双子アカウント界隈にしては、よく集めたな、と言える数字でした。

<span class="fz-12px">河村 ゆめみ</span>
河村 ゆめみ

双子って学校にも一組いるかいないかくらいですよね(笑)

そして、フォロワーを抱えるだけではなく、とても愛されていたアカウントでした。

「ゆめちゃんの発信が好き」と言ってくれるフォロワーさんに囲まれて、とても幸せな発信者ライフを送っていました。ずっとこの日々が続いたら、とても幸せだったと思います。

でも最後には挫折し、更新をやめてしまいました。

次の章では、2年間運用していたのにも関わらず、挫折してしまった理由をおはなしします。

挫折した理由

フォロワーが伸ばせない

実はフォロワー1万人をこえる双子アカウントはたくさん存在します。しかし、筆者のフォロワー増加は5,000人で止まりました。

「さっきのよく集めたってただの自己満足やん」という声が聞こえてきそうですが…(笑)

なぜフォロワー増加が止まってしまったのでしょう。実は筆者のアカウントには、フォロワーを伸ばす上で、ある決定的な問題点がありました。

それは、子どもの顔出しをしていないこと。

子育てアカウントにおいては、ぶっちゃけここで大きな差がつきます。顔出しすることによって、自分のアカウントに興味を持ってくれる人が、激増するからです。

例えば、子どもの顔出しをせず、双子育児の情報発信をしていた筆者のアカウントに興味を持ってくれるのは、双子パパママです。つまり、ターゲットはめちゃくちゃ絞られていました。

しかし、同じ双子育児の情報発信をしていても、子どもの顔出しをすると、双子パパママに加えて「かわいい双子ちゃんの様子が見たい」という人が集まります。ターゲットはその分広くなります。

どちらがフォロワーを伸ばしやすいかといったら、完全に後者ですよね。

こうなると、子どもの顔出しをしていない筆者のアカウントは、フォロワー数では勝ち目がなくなってしまいました。

喜んで見てくれるフォロワーさんがいれば、もちろんそれでいいです。でも好条件のお仕事が来るのは、フォロワー数の多いアカウント。また、発信者の集まりに行っても、フォロワー数は絶対見られるし、フォロワーが1万人以上いないと参加できない集まりもたくさんありました。

でも、フォロワー数を伸ばすために子どもの顔出しをする、という選択はできず、結果どれだけ投稿してもフォロワー数は5,000人から伸ばせませんでした。なんだか発信者としてレベルアップできていない気がして、モヤモヤした気持ちを抱えるようになりました。

収益が伸ばせない

筆者のアカウントは、ぶっちゃけ赤字でした(泣)

なぜなら筆者が、このアカウントから収益を出すことに、あまり前のめりになれなかったからです。

筆者のアカウントの収入源は、PRと楽天アフィリエイトでした。商品を紹介して、売れたらお金が入る仕組みなのですが、そもそもそんなに紹介したい商品がありませんでした。割り切って色々試して、その中でいいものを紹介すればよかったのかもしれません。でもミニマリスト気質な筆者は、使わないものが家にどんどん増えていくのが耐えられず…。結果掲載頻度が低いから、当然収益は伸びませんでした。

<span class="fz-12px">河村 ゆめみ</span>
河村 ゆめみ

時給換算したら、完全に赤字でしたね…

そして前のめりになれなかったもうひとつの理由が「ずっとPRと楽天アフィリエイトで食べていけるわけないよね…?」という疑念でした。

Instagramの収益化方法は、発信内容によって大きく左右します。でも子育てアカウントでは、PRと楽天アフィリエイトくらいしか収益化方法はありません。紹介したい商品もなく、さらにPRと楽天アフィリエイトをするために買い物をするのも嫌な筆者は、このアカウントで収益を伸ばすのは無理だと諦めました。

それからは、「Instagram運用を通してスキルアップして、自分の可能性を広げる」と割り切って運用していたので、収益が伸びないという焦りはありませんでした。

でもそうなると、自分のキャリアは別で考えなくてはいけません。こうして筆者は、新たな壁にぶつかりました。

共感投稿に限界を感じた

筆者の投稿は「共感投稿」「お役立ち投稿」の2種類でした。

みなさんに人気があったのは、圧倒的に共感投稿です。

河村 ゆめみ
河村 ゆめみ

数字で見ても全然違いますね(笑)

でもこの共感投稿をするのに限界を感じてしまったのが、このアカウントをやめた最大の理由でした。

なぜなら、共感投稿をしても、結局誰も幸せにならないことに気づいたからです。

まず、筆者のフォロワーの大きな悩みは「双子育児が大変すぎて、心の余裕がない。子どもたちとの時間を楽しみたいのに楽しめない」でした。現状を変えるには、自分の思考や行動を変えなくてはいけません。

筆者は、双子育児を昨日より楽しめる人が1人でも増えるといいな、と願い発信していたので、思考や行動を変えるヒントも伝えていきたいと思いました。

でも、結果は先ほどおはなしした通りです。

共感はしてほしいけど、自分とは向き合いたくない。行動も面倒。Instagramユーザーはこういう人が大半なので、自分を変えていこう!という意識高めの投稿はことごとく滑るのです。

これは、他の発信者さんの投稿を見ても同じでした。

確かに共感は大切です。救われます。筆者も未就学児3人の母親なので、子育てのつらさ、報われなさ、もどかしさみたいなものは、痛いほどわかります。共感してもらえて、ほっとして泣いてしまったことも何度もありました。でも共感で励まされたその後は、小さくてもいいから、自分で変化を起こさないといけません。それをしない限り、現状は変わらず、子育ては楽しめないままです。

そこを伝えたいのに、なかなか伝わりませんでした。需要のある共感投稿をしても、反応がいいだけで、双子パパママたちの現実は何も変わりません。そう考えたら共感投稿がどれだけ反応が良くても、次第にモヤモヤを感じるようになりました。

何のために投稿しているのかわからず、気づいたら投稿が作れなくなっていました。

やめると決意した瞬間とその後

きっかけは、双子アカウントの先輩であるあやかさんに、悩みを聞いてもらったことでした。実はあやかさんも双子アカウントから新しいアカウントに転向しており、その経験談や学びをたくさん聞かせていただきました。そして「最近の発信を見ていて、ゆめちゃんはこれから違う方向で発信するのかと思っていたよ」と言われたのです。

当時の筆者は投稿が作れず、代わりにストーリーズを毎日10枚ほど投稿していました。そこでは自分自身の学び、と題して自分のマインド面や、ミニマリスト気質な面を発信していました。(投稿は滑るのに、なぜかそれは好評でした)

あやかさんにとっては何気なく、本当に見たままの印象を言っただけだったと思います。でもその一言は、筆者にとって大きな転機となったのです。

今までは、自分の持っているカードから、一生懸命答えを出そうとしていました。双子アカウントで、筆者ができること。双子アカウントを活かして、収入を伸ばす方法。探しても探しても見つからなくて、苦しかったです。

でも、自分の理想から逆算して、答えを探したら…?答えは無限にある気がしました。

まず筆者は、在宅で働けるようになりたかったです。そして、子育てを楽しめる人を増やしたい、という願いもありました。そのためには、まず在宅ワークに挑戦しなくてはいけません。子育てに悩む人たちは、少しでも思考と行動を変えなくてはいけません。

それなら在宅ワークに挑戦する過程を発信しよう。同じように、在宅ワークしたいと思っているママはたくさんいるから、需要は絶対にある。子育てのためには無理でも、自分のキャリアのためになら、行動するママはいるかもしれない。その過程で思考と行動が変われば、心にも余裕ができて、結果的に子育てを楽しむことにつながる。行動する気のある人たちの前で発信を続けよう。

そう考え、立ち上げたのが今のアカウントでした。双子アカウントにはきっぱり別れを告げ、新しいアカウントの運用を始めました。

結果、1本目のリールがまさかの60万再生でバズり、8投稿で3,000フォロワーを獲得しました。

自宅保育と勉強・仕事をしながら開設したので、さすがにInstagram運用の優先順位が低くなることはわかっていました。なのでフォロワーが伸びなくても仕方ない、と思っていたのでこのスピードには自分でも驚きでした。

現在は在宅ワークに時間を割いており、結局このアカウントはストーリーズ更新くらいしかできていません。でも、ストーリーズで考え方変えよう!行動しよう!と暑苦しいことを発信しても「いつも励みです」「ゆめさんきっかけに行動しました!」と嬉しい声が毎日届くようになりました。また、フォロワーさんの行動のきっかけになりそうな講座や診断アプリはたくさんあるので、PRも気持ちよくできます。何より発信している手前サボれない、と筆者自身のモチベーションも爆上がりです。

フォロワーさんも私も、お互い刺激になる、行動するきっかけになる、良い環境を作れたと思います。

まとめ:Instagram運用はやるべきなのか?

「Instagram運用が気になるけど、なかなか始められない」という人はたくさんいると思います。私は、やってみたい気持ちがある人は、全員やるべきだと思います。

Instagram運用を通して試行錯誤した経験や学びは、必ずこの先の人生で役に立つからです。

私が在宅ワークに挑戦できたのは、Instagram運用を通して、たくさん失敗と試行錯誤をした経験が、背中を押してくれたからです。そしてその失敗と試行錯誤を通して得たスキルを活かして、現在収入を得ています。

もしInstagram運用の経験がなかったら、在宅ワークに挑戦すらしていなかったでしょう。きっと「インスタやってる人はストーリーズ載せるだけでお金もらえていいな」「私なんて特技もスキルもないし」と寝転がってお菓子を食べながら、不平不満だけを並べる生活をしていたと思います。

そして何より、フォロワーさんのいる生活はめちゃくちゃ楽しいです。

私の発信が届いて感謝されるのも嬉しかったし、フォロワーさんの一言から私が学ばせてもらうことも本当にたくさんありました。他にも好きなお菓子の話で盛り上がったり、旅行に行くと言えばおすすめスポットをたくさん教えてもらったり…。ひとつひとつのコミュニケーションが本当に楽しかったし、その時間だけは妻でも母でもない「河村ゆめみ」に戻ることができました。

家で家事と育児をしていると、「河村ゆめみ」に戻る時間は滅多に訪れません。でもInstagram運用を通して得たそんな時間が楽しくて、家事と育児を頑張る原動力になりました。アカウントを通して救われていたのは、本当に筆者自身だと思います。

確かに、うまくいく保証はありません。

「Instagramで月100万円!」「旦那の収入超えた!」ネット上でよく見かける声ですが、こんな人は正直ほんの一握りです。多くは私のようにパート代程度の収入だったり、そもそもフォロワーが集められなくてやめてしまったり、厳しい世界であることも事実です。

でも、ここまでおはなしした通り、運用を通して試行錯誤した経験や学びや人とのつながりは、人生を変えてくれます。未来の収入につながるかもしれません。

さらに、アカウント開設は無料です。たとえ失敗したとしても、アカウントは何度でも作り直せます。リスクなく、人生を変えるきっかけを手に入れられるので、気になる人は今すぐやってみましょう!困ったことがあれば、いつでも相談してくださいね。

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